「 11月29日 」
運命の日は
「 さいたまスーパーアリーナ 」
日本中が見守る中で行われた
「 WBC世界フライ級タイトルマッチ 」
「 内藤 大助 VS 亀田 興毅 」
偶然にも先輩社長から頂いた
運命の試合の 「 スペシャルリングサイド席 」
会場に入ると超満員の大観衆の熱気。
厳重なチェックの中、リングサイド席まで進み
目の前のリングの近さに緊張が隠せない。
ひとつ前のWBC女子世界タイトルマッチが終わり
「 20:00 」
試合開始前から 「 内藤選手 」 の応援団
「 亀田選手 」 の応援団 両陣営からの
熱い応援合戦が始まり
会場のボルテージは一気に上がりきったところで
コミッショナー宣言が始まり
会場の暗転と共に両選手の入場のコール
大歓声の中、まずはじめに挑戦者である
「 亀田 興毅 選手 」 の入場
そしてレインボーの光を放ちながらの入場は
チャンピオン 「 内藤 大助 選手 」 入場。
両選手がリングに降り立ち
会場中全員で 「 君が代 」 の斉唱の後
リングアナによる両選手のタイトルコール
「 WBC世界フライ級チャンピオン 内藤 大助 」
「 挑戦者 22戦無敗 亀田 興毅 」
両選手が向かい合い
会場のボルテージが極限まで上がったところで
いよいよ 「 ゴング 」
「 戦うことが運命だった 」
そう名付けられたこの世紀の試合のキャッチコピー
国民の期待を一身に背負い
6度目の防衛線となるチャンピオン内藤選手
バッシングを受け続けた2年間の雪辱を果たすため
亀田家の誇りを賭け戦う亀田選手
絶対に負けられない2人の試合。
試合開始から一歩も譲らぬ緊張感の中
この距離感からか3分間のラウンドが短く感じる。
試合は途中経過のポイント発表でも
亀田選手優勢の中、両選手の譲れぬ気持ちが
ぶつかり合う中
一瞬とも呼べるほどの試合展開に
残りのラウンド数はどんどん減っていき
最終ラウンド 「 12R 」
「 内藤コール 」 「 亀田コール 」
共に鳴り止まぬままに進む運命のファイナルラウンド。
「 プライド 」 と 「 プライド 」 をぶつけ合う
両選手とも一歩も引かぬ攻防の果て
結果は判定となり
「 3 - 0 」 の判定により
挑戦者 「 亀田 興毅 」 選手の勝利と共に
「 WBC世界タイトル 」 のベルトも亀田選手のもとへ。
見事2階級制覇を成し遂げ
新チャンピオンとなった亀田選手からの最後のコメントに
「 親父、どんなもんじゃい!!」
このセリフを聞いたとき涙が出てきました。
きっと想像も出来ないようなプレッシャーと
戦っていたことでしょう。
「 戦うことで己を示す 」
見事やり遂げた男の姿は眩しくて最高にカッコよかった。
そしてこの極限のプレッシャーの中
挑戦を受けた内藤選手も見事。
後のメディア発表では
テレビの視聴率は 43.1% 最高は 53.2%の
今年一番の視聴率を記録したみたいです。
国民の関心を一番集めた奇跡の男が
生まれる瞬間に立ち会えたことが本当に幸せです。
この試合を観て
元気が出たり、勇気を付けられたりした人は
少なくないはずです。
「 戦う男 」 はいつだってかっこいい。
それを示してくれた両選手に感謝!
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