午後までゆっくりとベッドに潜り
支度をして向かった先は
「 高尾山 」
もうすっかり陽は暮れはじめ
夕陽に照らされ進む道はなぜか
小学生の頃遊んだ帰りの帰宅途中のような気持ち。
色鮮やかな花をたくさん抱え
スーパーで食べ物や焼酎、ビールなどを
大量に買い込み
8月の父親の誕生日に来れなかった
少し遅めの墓参りへ。
夕方だけども人の出入りは
激しく、水汲み場も混雑。
お墓の周りの伸びっ放しの草をむしり
水を掛け語りかける様にお墓を磨く
このときの気持ちが
出来なかった親孝行を悔いるように
入念に一回、一回に心が入ります。
買ってきた焼酎を墓に染ませ
天ぷらやフルーツなどを並べ
鮮やかな花の彩が終わったら
セブンスターを立て ビールで乾杯。
近況報告やこれからの事
問いただすような報告を
自らに刻み
高尾の地を
後にしました。
帰宅後
急いでスーツに着替え
お客様との食事のため 「 新宿 」 へ。
有意義な時間は深夜まで続きましたが
翌日
午前中から
「 西新宿 」 の物件の
設備チェックのため
業者さんと内件。
午後は事業本部の 加藤くん とお客様のもとへ商談
「 ピーポ君 」 発見。
交通安全週間のためのイベントらしい。
オフィスに戻り
営業管理部の人達とコソコソと打ち合わせを済ませ
18:00
ディア タケちゃ~ん♪♪ 」
営業管理部
竹内さんの誕生日でした。
イベント終了後
急いで向かうは 「 新宿5丁目 」
「 玄海 」
門を潜り仲居さんに通され絨毯敷きの廊下を進み
襖を開けるとお座敷席には
柏屋 田中社長
小島さんのご紹介で一席設けて頂きました。
ご挨拶はほどほどに
まずは 「 玄海 」 自慢の鶏料理を楽しみます。
運ばれてきたのは
創業80年 水たき一筋に
こだわり続けた 逸品
中身は真っ白。
何十匹もの鶏を砕いて 煮込むと
このような色になるのだとか。
「 トンコツスープ 」 のような印象に興味を沸かせ
覗き込んでいると
コップに一杯。
刻んだネギをパラリと乗せると
「 まずは召し上がりください 」
玄海自慢のスープの味見
喉通りの良いあっさりと奥深い白いスープに
感動していると続いて
野菜などは一切入れずに
鶏のスープに鶏肉のみ。
まさに 「 鶏一筋 」 の 「 水たき 」
ポン酢に通して食べるその鶏はなんとも柔らかく
味が締まった至高の逸品でした。
水たきうを存分に味わった後は
締めに先程のスープを使った
お米のツヤを残し
程よく煮込まれた雑炊は
最高の締め料理でした。
楽しい食事と会話が過ぎていくのはとても早く
お座敷を後に玄関に向かうと
「 日本一の水たき 」 と書かれた
超特大の和太鼓。
なんでも叩いて良いとのことなので
調子に乗って叩きすぎました。
こうして商売の大先輩である田中社長との
お食事はたくさんの楽しいお話しが聞け
とても良い勉強となりました。
こだわり抜いた 「 鶏料理 」
創業昭和三年 「 水たき 玄海 」
是非皆さまもお試しください。
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